お店のこだわりを、名前と一緒に照らす
LED メニューBOX サイン 開発秘話

 

お店のこだわりを、名前と一緒に照らす

LED メニューBOX サイン 開発秘話

LED メニューBOX サイン

お店の外にメニューを出せて、しかも光るサイン。
当たり前のようでいて、実は世の中にあまりなかったものです。
多くは設置に工事が必要で、「欲しいけれど、できない」が長く続いていました。

後付けで取り付けられて、モバイルバッテリーで光る。
『LED メニューBOX サイン』は、その“できなかった”をほどくところから生まれました。

なぜ、光にこだわったのか。
開発の背景を、開発者に福永が話を聞きました。

── LED メニューBOX サイン。元々カフェをやっていた自分からすると、“こういうのが欲しかった”というプロダクトです。反応が楽しみですね
開発者 これは個人的にもかなり楽しみですね。
後付けでメニューを掲示できるものって、ないと思いますし。しかも光る
── 確かに、こういうメニューBOXって、あまり売っているのを見たことがないです
開発者 売っていないんですよね。
外にメニューを出せる箱がまず少ないし、さらに光らせるとなると、基本的に工事が必要になる
── 導入するハードルが、一気に上がりますよね
開発者 そうなんです。だから“欲しいけどできない”という状況が、ずっとあったと思うんです。
でもこれは後付けでいける。そこが一番大きいですね
── 取り付けも簡単なんですか?
開発者 はい。ビス2本で固定するだけなので。
下地の確認などは必要ですが、基本的に特別な工事は不要です
LED メニューBOX サイン 設置イメージ
── そもそも、このプロダクトのきっかけは何だったのでしょう?
開発者 もともと壁付けのメニューボードは作っていたんです。『メニューBOX ウォールサイン』とか。
ただ、やっぱり夜になると見えない。
飲食店ってお店によっては夜がメインなので、そこは解消してあげたいよね、と。

だから“光らせる”というのは、最初からやりたかったことでした。
機能的にも必要だし、それ以上に“光そのもの”に価値があると思っていて
── 光そのもの、ですか?
開発者 光って、あたたかさとか安心感をつくるじゃないですか。
単純にメニューを照らすだけじゃなくて、“営業している気配”をつくるというか
── 確かに、“やってる感”って大事ですよね
開発者 そうなんです。それって意外と難しくて。
でも光があると、それが一発で伝わるんです
LED メニューBOX サイン 点灯イメージ
── 飲食店にはかなり刺さりそうですね
開発者 そうですね。というか、今まで“ちゃんと拾われてこなかった領域”だと思うんです
── どういう意味ですか?
開発者 お店をつくるときって、設計とか内装で手一杯で、サインやメニュー掲示は後回しになりがちなんですよ。最悪、決まっていないままオープンすることもある。

でも実際には、集客にものすごく影響する部分なんですよね。
なのに、誰もちゃんとボールを持たない。設計の人も内装の人も、この部分を積極的に提案できていないと思うんです。

だからこそ、“そのまま使える既製品”が必要だと思い、作りました
── このボックスの形状ですが、奥行きがありますよね
開発者 そこは結構こだわりました。
正直、もっと薄くもできたんですけど、“空間”をつくりたかったんです
── 空間?
開発者 メニューを入れるだけじゃなくて、何かを置ける余白というか。
コルクとか、小物とか、ちょっとしたものを置ける
── たしかに、お店によって個性が出せそうですね
開発者 “ただのメニュー入れ”にはしたくなかったんです。
額縁というよりは、立体として成立させたかったですね
LED メニューBOX サイン 構造イメージ
── モバイルバッテリー式なのも特徴ですよね
開発者 後付けで光らせるには、モバイルバッテリーが必要でした。
あと、コードを見せたくなかったんですよ。ないほうがかっこいいので
── どういう構造なんですか?
開発者 内部が二層構造になっていて、裏側にバッテリーを収納できるようにしています。
下から差し込む形ですね

これのおかげで、どこにでも設置できる。
電源位置に縛られないのは、お店にとっても大きいメリットだと思います
── 開発中は、かなり調整されていましたよね
開発者 細かい調整はかなりやりました。
ライトの位置とか本数とか、いろいろ試しましたね
── 何が難しかったんでしょう?
開発者 ちょっとズレるだけで、影が変に出たりするんです。
上のボックスも光らせつつ、メニューも綺麗に照らす必要があるので
── 両立が難しそうです
開発者 そうなんです。最終的に“ここだ”という位置に落ち着いて、やっと安心しました
── 実際の使われ方としては、どう見ていますか?
開発者 光っていることで“営業している気配”をつくれるし、メニューを外に出すことで安心感も生まれる。
でも、それ以上の効果もあると思っています
── 例えば?
開発者 メニューを写真に撮る人って、結構多いと思うんですよ。
そのときに、このプロダクトならロゴと一緒に写る。

あと、外にあるからこそ、気兼ねなく撮影できるのも大きいです。
店内だと店員さんや他のお客様に気を遣うじゃないですか。

そういう意味でも、“情報発信の装置”としても機能すると思っています

見えること。
気づかれること。

メニューを外に掲示し、それが光るということは、
店が「見つけられる場所」になるということ。
それは、お店にとって欠かすことのできない要素だと思う。

Written by

福永英侍

PIECE OF SIGN 商品開発チーム。元「THE LATTE TOKYO」オーナー。約10年間休まず、渋谷区神山町で小さなコーヒースタンドを運営。当時の経験をもとに、店舗に寄り添う読み物も執筆中。