“普通” の中に納得感を宿す
MINIMAL 傘立てサイン 開発秘話

 

“普通” の中に納得感を宿す

MINIMAL 傘立てサイン 開発秘話

MINIMAL 傘立てサイン

PIECE OF SIGN の傘立て第二弾『MINIMAL 傘立てサイン』。
先に発売された STEEL 傘立てサインとは、微妙に用途が違います。

開発のキーワードは「普通」。
なぜ普通の形を目指したのか。そして、その普通さにどんな工夫が込められているのか。

開発者に、福永が話を聞きました。

── 傘立て第二弾です
開発者 はい。先に出た STEEL 傘立てサインと用途は近いんですが、
デザインの考え方や狙いが微妙に違うんです
── そのあたりのお話を聞けたらと思います。
まず、きっかけは何だったんでしょうか?
開発者 フィールドワークですね。
とあるカフェにいい感じの傘立てがあって、そこから着想を得ました
── いい感じとはどういったことでしょうか?
開発者 形が普通で。でも、その普通さが良くて
── 普通が良い?
開発者 先に出た STEEL 傘立てサインは曲線も多く、
凝った形だと思うんです
── たしかに。あの商品が好きな人は、あれがいいという感じがしますね
開発者 だからこそ、普通のが欲しい人もいるかなと。
「あれじゃなきゃ嫌だ」と思う人はいないけれど、
「これでいい」人はいるなと
── 「これでいい」。だから普通の形になった
開発者 はい。見た目にクセがないって大切だと思うんです
── そうですね。お店の人にとって、
そこは普通でいいという部分は確かにあります
MINIMAL 傘立てサイン ディテール
開発者 でも、普通すぎるものを作ってもしょうがないので、
どうしたらお店の人にとって喜ばれる仕様になるかは考えました
── どういった部分に反映されているのでしょうか?
開発者 まず、大きさですね。前作よりも薄くて幅も狭いんです
── 小さくしたと
開発者 傘立てを置く場所ってそもそも扉の横だったりと狭いじゃないですか。
差別化も込めてですけど、まずは大きさです
── 他には?
開発者 仕切りですね。仕切りのない傘立てを使うと
ダランと傘が横に倒れるんです。それを防ぐために
── マストの機能といえますね
開発者

あとは、背中がフラットな作りなので壁付けができますし、
既存商品との大きな違いでいうと、水受けがあります

── 大きな違いですね。
これがあるだけで店内でも使えます
開発者 はい。なので「傘立て」というカテゴリーは同じではあるんですが、
微妙に用途が違うんです
MINIMAL 傘立てサイン 使用イメージ
── 確かに、聞いてみてそう思いました。
これはどんな方におすすめでしょう?
開発者

路面に看板が出せない空中階や、店内に傘立てを置きたい方。

あと、看板をいくつも出せないお店にとっては、
良い解決策になると思います。
あとはやっぱり、「これでいい」って思ってくれる人ですね

── 「これでいい」って決してネガティブじゃないですよね
開発者

そう思うんです。
この普通っぽさがお店に馴染むと思いますし。

あと、名入れをすると、良い意味で傘立てっぽくなくて、
看板として見える
というのも、この商品の特徴ですね

「これでいい」は、悪い意味ではない。

あくまでも普通に、でも使い勝手が良いように。

この普遍的な形の傘立ては、
どこのお店にも馴染む必需品として機能するでしょう。

Written by

福永英侍

PIECE OF SIGN 商品開発チーム。元「THE LATTE TOKYO」オーナー。約10年間休まず、渋谷区神山町で小さなコーヒースタンドを運営。当時の経験をもとに、店舗に寄り添う読み物も執筆中。